女性モデルは身長154cm 標準的なMを着る体型です。
写真ではサイズ1(Sサイズ)を着用しています。
■デザイナーからのひとこと■
1920年代頃の乗馬用コートを参考にしました。
“ラ・ガルボ”(上着)に相応しいクラシック・エレガントなコートに仕上がりました。
■雑貨屋マメチコが感じたこと■
シックなグレーと、麻ウールラチネ(リネン52%ウール48%)の完成度が美しいコートです。
着用時に背筋がすっと伸びるような「淑女のボディライン」。
凛とした意思を持つ女性らしさを引き出してくれそうな力を感じました。
素材の第一印象は、ジャンゴアトゥールの「クラシックライディングジャケット」をぐっと柔らかくしたような感触でした。
しかしながら、素材は細かな繊維や、ほんのりとしたきらめきが女性らしい優しさに満ちており、
なるほどウィメンズ用コートならではのものだと感じさせてくれました。
裾を後ろから見たときの、フワーッとした花のようなライン(バックフレア・シルエット)の美しさが女性服ならではのポイントです。
軽くたたんで膝に置いているだけでも、ほのかな暖かさが伝わってくる素材で、
ブランド第一弾のアイテム「ガルボショール」にも使用された理由も納得ですね。
着続ける程に持ち主の体に馴染んでいくことでしょう。
衣服の中で、もっとも動く箇所であろう腕の部分は、裏地がキュプラになっておりますので滑りが良く、着脱時に腕がひっかかることもありません。
また、私は「いかり肩」でして、一般的な女性用の服ではいつも肩パットを買った服から外して着るような体型でした。
胴体は横に平たい、横幅がある体型です。(※今回のコートには、肩パットは付属しておりません)
ふだんの服ではMサイズを着ている私ですが、今回のコートは肩幅、袖丈はSサイズでジャストでした。
今回の写真画像では、中に長袖ワンピースを1枚着ております。
今回のクラシックライディング コートに付属しているウエストベルトは着脱可能ですので、その日の気分でジャストウエストにも、Aラインのようにざっくりと着ることもできます。
また、ウエストベルトはボディを一周させずに、トレンチコートのように背中側に回してボタンをとめても、
後ろ姿の素敵なアクセントになります。
[素材]表地…麻ウールラチネ(リネン52%ウール48%)
袖裏地…キュプラ100%
背裏地…綿100%
縫製パイピング… 綿100%
ボタン…天然椰子
[サイズ]size-1…(S相当) size-2…(M相当) ※2サイズ展開です
[価格] 47000円(税別)
[製品寸法] (平置き採寸です。身幅、ウエストは2倍してお考えください。若干の個体差はご容赦下さい)
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size-1(S相当)
肩幅…37cm
身幅…46cm
ウエスト…42cm
袖丈…59.5cm
着丈…90.5cm
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size-2(M相当)
肩幅…38cm
身幅…47cm
ウエスト…43cm
袖丈…60cm
着丈…93cm
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※お手持ちのお洋服の寸法と照らし合わせてご参考ください。
「La Garbo(ラ・ガルボ)」by atelier GARDENIA
〜デザイナーからのメッセージ〜
<ブランド名の由来>
私達が買い付けでアメリカ中を走り回っていた頃、、、
23年前にとある田舎町で偶然に出会ったお店の名前です。
店内にはレディースのアンティークの服やアクセ・小物を中心とした素晴らしいコレクションの数々が並び
その空間の美しさに感動したのを今でもハッキリと覚えています。
残念ながら、そのお店は私達が訪ねたあとすぐに閉店しました。
(私達にとってまさに一度っきりの“幻のお店”です)
しかし、その後もそのお店のオーナーとはずっと付き合いがあり私達の為にいつも素晴らしい服を集めてくれました。
そのお店と、そのオーナーとの「縁」そして「リスペクトと感謝」の意味を込めてこの名前を付けさせて頂きました。
ジャンゴのように毎月というわけにはいきませんが、、、
友人でもある、レディースのスペシャリスト"denim"とタッグを組んで
クラシック調の素敵な服を少しずつですがじっくりと大切に大切に作っていきたいと思っています。
<ラ・ガルボの哲学>
女性が服を身に付けるのは、、、
それは脱ぐためである。