Rジャケット グレー R-Jacket,Grey／Workers
※撮影時の男性モデルの体型…
身長168cm、体重58kg、肩幅44cm、胸囲93cm、ウエスト75cm、肩から手首までの腕の長さ55.5cm
（普段はSサイズでジャストな体型です。今回の商品はサイズLをゆったりめに着用しています。）
実際に着てみた感想
フロントには、脱ぎ着や着方のアレンジがきくWファスナー、
首元を覆うのは立ち襟のデザイン、
全体には裏面起毛のスウェット素材が採用されたのが本作 R-ジャケット。
本作は上記のような仕様から
重ね着に活用できる「中間着」であることが見て取れます。
中間着として着用すること想定しているから、
重ね着の際にごわつかないよう、ボディにぴったりとそうスリムでタイトなシルエットが特徴です。
このあたりの中間着といえばアウトドアウェアの独壇場なイメージがありますが、
アウトドアの中間着はフリースなどの素材で色や形にも視覚的な強さがあるものが多く
アウトドア色が濃くなるのは否めないところです。（そこが魅力的でもありますが）
「暖かく過ごしたい。でもコーディネートはシンプルな日常着としてのバランスを保っていたい。」
そんな気分にピタリとはまるのがスウェット素材の本作 R-ジャケット というわけです。
スウェット素材はなんといってもミニマルなイメージがあるし、
過度な主張がないから、どんな服装ともマッチングが良いのがスウェットアイテムの利点の一つでしょう。
実用性重視の、活用場面の広いアイテムと言えますね。
ピタリと吸い付くような着心地だから暖かく、
薄手だから畳めばコンパクトになるから、バッグに忍ばせても邪魔になりません。
移動中の車内や、室内での最適なアウターとして機能する、
心地よく生活するのに欠かせないアイテムという印象を持ちました。
シルエットはスマートでスタイリッシュ。
シャツの上に、ジャケットの下にと
大活躍必至のアイテムです。
By.Mamechico.
Workersの制作秘話
16FWで作った15オンスクラス、裏起毛のスウェットシリーズ。
丸首・パーカーともに着てみて暖かさに満足しています。
ただ、着て気になったのが袖口の長いリブ。
この長いリブは、袖の長さを調節でき、またヴィンテージライクな雰囲気を出してくれる。
機能的にも、袖のリブでぎゅっと締めることで袖口がスースーしないなど、
定番仕様なので良いことだらけですが、１点だけ気になるのが、
着用するときにそのリブが突っかかり、着た後に、少しだけ袖口を調節する必要がある点です。
スウェットを着ていれば当たり前のことなのですが、そこが気になる。
そんな時、アウトドアの中綿系ジャケットを着たところ、
その袖口の突っかかりがないことに気づきました。
アウトドアの袖口を良く見ると、伸縮性のある素材が独特な半分三角形、
裏は２センチ程度の帯状の形に。
確かにこれならば伸縮性素材の面積も稼げる。
ある程度面積がないと、伸縮性が得られないからです。
さらに、この形状を見ていて思い出しました。
「ヴィンテージのこれに似た形があったぞ！」
そう、何十年も前の誰かも機能性を考えてか、はたまた装飾性からかやっていた構造だったのです。
これで考えがまとまりました。
特徴は袖口のリブ形状。
半分が三角形、そこから裏側は帯状に。
「パーカーはちょっと重みを感じる、でも首周りが寒いのもいやだ」
ここからまた、アウトドアウェアを研究すると、立ち襟のファスナージャケットに辿り着きました。
フロントファスナーは滑りの良いビスロンのダブルファスナー。
ポケット口はカンヌキで補強。
ヘビー裏毛の泣き所、生地が分厚くて始末が難しい！器用な工場さんなので、何とかうまく縫えていますが、やはりいつも以上に気を使ってゆっくり縫ってます。
ヘビー裏毛、しっかり起毛させているので裏糸のループは見えず。
まるで、毛が裏全面に張られたような、いわゆる「裏毛」と呼ぶにふさわしい素材です。
シャツの上に羽織れば、車通勤に最適です。
By.WORKERS
商品の仕様・寸法
●素材 15オンス・コットン100％・ヘビー裏毛
●縫製 総スパン糸
●価格 16,000円（税抜き本体価格）
●寸法
サイズＳ
身幅…50.0cm
肩幅…46.0cm
着丈…65.0cm
袖丈…62.0cm
袖口幅…8.0cm
サイズM
身幅…53.0cm
肩幅…49.0cm
着丈…66.0cm
袖丈…64.0cm
袖口幅…8.0cm
サイズL
身幅…57.0cm
肩幅…51.0cm
着丈…67.0cm
袖丈…65.0cm
袖口幅…8.0cm
お客様にお送りする、実際の商品を計測した数値です。
採寸方法による誤差はご容赦ください。
平置き採寸のため、身幅、袖口幅は2倍してお考えください。
お手持ちのシャツと比較してご検討ください。
Workers K&T/ワーカーズは、古いアメリカのワークウェアを基本に再現しつつ現代に合わせたものづくりをしている、岡山県倉敷市のブランド。デニムの聖地、岡山県倉敷市で企画・生産されています。オリジナルそのものを解体し、資料を辿り、時代背景にまで深く深く踏み込んだうえ、あくまで実用性に則した変更を加えていける柔軟性に私たち雑貨屋マメチコは、強く惹かれます。古着好きの「こうであって欲しい」を残しつつ、あくまで「今」着るために必要な要素を加えてリリースされる製品はクオリティと値段のバランスも良く、自信を持っておすすめできる製品です。
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