クレオールジャケット コットンサージグレー Creole Jacket Cotton Serge Grey/Workers
※撮影時の男性モデルの体型…
身長168cm、体重57kg、肩幅44cm、胸囲93cm、ウエスト75cm、肩から手首までの腕の長さ55.5cm
Workersの商品は、普段から14.5サイズや36サイズを愛用している体型です。
(商品はサイズ36を着用しています)
マメチコが実際に着てみた感想
ワーカーズ的クラシカルなジャケットが本作、クレオールジャケット。
ニューオリンズのクレオール、Jelly Roll Morton が着ているイメージで作ったジャケットという意味が込められているそうです。
4つボタンに、丸みを帯びた小さなラペルや襟がクラシカル。
でも、裾はカッタウェイさせてはいません。
ここをクラシカルなデザインに振ってしまわないのがワーカーズらしいところで、
現代的なアイテムとのマッチングを忘れないところが流石です。
(すその形状によってはコーディネートが難しくなりますからね)
生地のバリエーションが豊富な本作ですが
当店ではセットアップでご提案したかったので、
コットンサージでの展開となっています。
(セットアップとなるのはワーカーズオフィサートラウザーズのコットンサージです)
このコットンサージは杢糸を使った綾織生地です。
適度な厚みがあり、綿なんだけどウールのような存在感があるから、
年間を通して、活用場面の多い素材なんです。
ハリがあって、着始めはごわっと硬めなのですが
綿ですから次第に体にそって、いい雰囲気になっていきます。
カジュアルな服を愛用していて、
お仕事もスーツ等の着用が必要ではない方の場合、
シャツやジャケットって何を選べば良いかわからない。
そう思っている方は、実は多いのではないでしょうか?
ジャケットがなくても、20代なら平気かもしれません。
でも、30代、40代と年齢を重ねるにつれて
ジャケットを着る機会は増えていくものです。
そろそろジャケットが必要かなぁ、と感じていたなら
是非、ワーカーズのジャケットをお試しください。
ワーク&ミリタリー、カジュアル&トラディショナルと
ラインナップに幅のあるワーカーズというブランドだからこそ、
そうしたアイテムと関連して展開されるジャケットは
すんなりと着ることができるバランスを備えているんです。
(今回はクレオールジャケットをご紹介していますが
本作に限らず、ワーカーズのジャケットは良作揃いで
想像しているよりも着やすいことに驚かれるかと思います。)
ちなみに、ワーカーズというブランドの珍しい点の一つが
代表の舘野氏が「自分で」デザインもパターンも行っている点です。
ご本人は「もちろん。デザインもパターンも自分で書いています」と
当たり前のように話されていたけど、
普通はデザインを考えるデザイナーと
服の設計図であるパターンに起こすパターンナーに分かれていることが多いんです。
デザインとパターンが分業でないということは、
ワーカーズのアイテムは
自身で創造したデザインに対して、
自身で必要だと考える運動量の部分まで
100%反映されているということでもあります。
ワーカーズのジャケットが着やすいのは
そんな点も大きく影響しているのでしょう。
本作、クレオールジャケットもまた
その例に漏れない着やすさと運動量を備えている上、
現代服との相性も良い、適切なクラシカルデザインをまとっています。
実際に着てみると、
シャツならボタンダウンでも、ワイドスプレッドでも収まりが良いし、
ワークシャツと合わせれば、軍パンやオーバーオールもしっくりきます。
こんなにも行き届いたジャケットはそう多くはありません。
是非お試しください。
By.Mamechico
Workersが伝えたいこと
「Jelly Roll Morton が1900年代初めのニューオリンズで着ていたような…」というイメージから、Creole Jacket と名付けました。
胸ポケットはわずかにカーブした箱ポケット。ここもまっすぐの箱ではこの形にはシャープすぎるので、あえての丸み。
袖口は開き無しで、飾りボタンのみ。お直しに出しても、この始末であれば簡単に補正できます。
もともと、「よりクラシカルなジャケットを」から始まり、フロントは4つボタン。小さなラペル。
襟の角も丸みを帯びたと古いジャケットのフロント回りを見てイメージを膨らませました。
裏地も今まではアメリカントラッド的にストライプを使っていましたが、今回はシンプルにブラックの厚手ツイル。
今回、初めて身頃裏地に無地コットンの綾織を使いました。
それも、いつも定番的に使うコットン裏地よりも少し厚手のしっかりしたものを。
ほんのわずかな裏地の厚みの違いでも、雰囲気は変わるのです。
袖裏は滑りの良いキュプラで着心地も考えています。
襟裏には芯止めのステッチ。寒い時には襟を立てて、一番上のボタンをしめて着ることが出来ます。
こちらの商品は、同素材の
ワーカーズオフィサートラウザー コットンサージグレー Workers Officer Trousers Cotton Serge Grey/Workersとセットアップをお楽しみいただけます。
綿の段階で色を混ぜた「トップ杢糸」を使っているのでコットンなのにウールのような色合いが特徴です。
クラシカルなスタイルなので、ワークシャツも台襟までボタンをしめてオーバーオールと合わせるのもおすすめです。
By.WORKERS
商品の仕様・寸法
●素材 本体…コットン100%、袖裏地…キュプラ100%
●価格 38,000円(税抜き本体価格)
●寸法(当店よりお届けする商品の実物を計測した数値です)
サイズ36
身幅…52.0cm(※)
着丈…71.5cm
肩幅…43.5cm
袖丈…64.0cm
袖口幅…14.5cm(※)
サイズ38
身幅…55.0cm(※)
着丈…72.0cm
肩幅…44.0cm
袖丈…65.0cm
袖口幅…14.5cm(※)
お客様にお送りする、実際の商品を計測した数値です。
採寸方法による誤差はご容赦ください。
平置き採寸のため、身幅(※)、袖口幅(※)は2倍してお考えください。
お手持ちのシャツと比較してご検討ください。
Workers K&T/ワーカーズは、古いアメリカのワークウェアを基本に再現しつつ現代に合わせたものづくりをしている、岡山県倉敷市のブランド。デニムの聖地、岡山県倉敷市で企画・生産されています。オリジナルそのものを解体し、資料を辿り、時代背景にまで深く深く踏み込んだうえ、あくまで実用性に則した変更を加えていける柔軟性に私たち雑貨屋マメチコは、強く惹かれます。古着好きの「こうであって欲しい」を残しつつ、あくまで「今」着るために必要な要素を加えてリリースされる製品はクオリティと値段のバランスも良く、自信を持っておすすめできる製品です。