ゲームバードダック Dハンドルマグ Fire-king ファイヤーキング 1950中期〜1960年初期製造
「ゲームバード」とは猟鳥のこと。
1959年から1962年にかけて製造されていた「GAME BIRDS」シリーズです。
グース(ガチョウ)、グラウス(ライチョウ)、ダック(鴨)、フィズメント(キジ)の4種類があります。
こちらのDハンドルマグはダックのプリント柄です。
一般的なガラスにはない丈夫さは、製造から50年以上が経過した現在でも生きており、
毎日の食卓に、ハッピーと輝きを与えてくれます。
各部の拡大写真
表面、裏面ともに、全体的にツヤツヤ、ピカピカとしています。
ふちを指でなぞると、ツヤツヤ、つるつるとなめらかな状態。
飲み口周辺の傷や割れ欠けは、まったくありません。
ハンドルの側面の接合部もとがっておらず、とてもなめらかな手触りです。
ハンドル(持ち手)は、やや太めです。
実は、こちらもFire-kingの面白さのポイント。
当時の工場によってハンドルが細かったり、太かったりする違いがあるのです。
当時の工業製品は人力に頼るところが多かったため、色付けも手作り感のある塗りムラがあったり、
こういった面白い個性が食器のひとつひとつにみられるのもヴィンテージ・ファイヤーキングの楽しみでもあります。
底面には、ガラスを練る時に生じる練りムラのシワがみえます。
ごく軽いもので、内側全面も、ほぼ使用された形跡がまったくみられません。
ツヤも美しく、内側は傷がほとんどみられません。
ブランドロゴも奇麗に刻印されています。
あなたの両手に寄り添って、心と暮らしを豊かにするDハンドルマグ
ハンドルの部分がアルファベットのDの形をしていることから、Dハンドルマグと呼ばれています。
ファイヤーキングを代表するマグカップのひとつ。
指がしっかり入り、ホールド感が安心のハンドル。
側面のゆるやかなカーブにより、マグカップを両手で包むように持った時に手のひらの外側の部分、第一関節、そして指先までがカップ本体に優しくフィットします。
冷たい飲み物はもちろんのこと、冬場の冷えるデスクワークの時などにもおすすめ。
注ぎ淹れたコーヒーやお茶から伝わる熱が優しく手先を温めてくれます。
ハンドルの上部(角)に見える小さな凹凸も「Dハンドルマグ」の特徴であり、ここが親指の位置になるため、片手でカップを持った時もしっかり安定します。
使えば使うほど、ミルクグラスの優しい口当たりに嬉しくなることでしょう。
仕様について
原産国:アメリカ合衆国 アンカーホッキング社
生産:1950〜1960年代
刻印:OVEN Fire-king WARE MADE IN USA
素材:オーブン耐熱ガラス
重さ:235g
サイズ:横8.3cm×高さ8.6cm
容量:約260ml
日常のご利用について
台所用漂白剤・台所用洗剤の使用も可能です。
食器洗浄機はガラス食器を傷める原因になりますので、柔らかいスポンジで手洗いでお願いします。
オーブンレンジ使用可能です。
ファイヤーキングとは、米国の「アンカーホッキング社」が
1940年代〜80年代まで製造していた耐熱ガラス製の食器です。ファイヤーキングは当時のアメリカの一般家庭やレストランでも広く愛用され、その耐久性や何百通り以上もあるパターンの豊富さから、日本や世界でもたくさんのコレクターに愛され続けています。製造されていた30年間の間には、ほんの数年間しか製造されなかったレア・アイテムなどもあります。アド(広告宣伝)マグをはじめ、企業のロゴや広告がプリントされたマグカップ等は当時のアメリカで販促用ノベルティとしても普及しました。知れば知るほど奥が深く、何よりもデザインの暖かみと使用感の良さが抜群。あなただけのお気に入りが、きっとみつかることでしょう。