FWP Trousers Black Linen/Workers
※撮影時の男性モデルの体型…
身長168cm、体重65kg、肩幅44cm、胸囲97.5cm、ウエスト76cm、肩から手首までの腕の長さ55.5cm
(商品はSサイズを着用しています。)
WORKERSの制作秘話
リネンをパンツにする為に心配だったのがチクチクと強度。そこで2020年夏に、同型を作って一か月ほど自分で穿いてテストしました。チクチクは最初からほぼ気になりませんが、2 時間程、硬い椅子に座りっぱなしの時だけ一瞬感じました。ただそれも5 回ほど普通に洗濯機で洗濯すると柔らかな風合いに。強度も、各部にゆとりがつけてあるので体を動かしても突っ張ることが少ない&この生地自体、リネン100%にしては緩くないので滑脱と呼ばれるステッチ部分の生地抜けはありませんでした。
By.WORKERS
商品の詳細
それなりに深い股上。タックが左右に入り、それがデザインでありつつ、横方向のゆとりを出すパターン上の工夫でもあります。
あってもなくてもよい。でも「Trousers」と名乗るからにはつけたいのがコインポケット。実用的かは置いておいて、これぞ「トラウザーズ」感を演出する仕様。小さいサイズに型紙をグレーディングするときは入る場所が無くて困るのですが。
フロントはYKKのYZIP。YKKというと、ビンテージとはちょっと違う雰囲気のファスナーが多いのですが、YZIPはビンテージ「らしさ」も残っていて大好きです。
膝のタック。たかが一本のタック。でもこれがあると、膝周りに独特のシルエットが生まれます。
ブラックは完全に染まりきっていないリネン糸や、筋張った部分が残ります。
背面。半身二本のダーツでヒップの丸みを出す。左右とも両玉縁。チノパンのVintage Fitのような細い玉縁ではなく少し幅は太目。というのも、細いのは見た目にはかっこいいですが、やっぱり縫い代がものすごく薄い。チノのような高密度生地ならそれでも強度的に大丈夫ですが、平織りのリネンでは怖い。そこで、玉縁の幅を太くしました。単純に「ビンテージっぽい」とかではなく、生地に合わせて仕様を変えるようにしています。
ウェストの調整金具。通称「USバックル」と呼ばれています。これがテープの厚みと相まって、しっかり止まります。
By.WORKERS
商品の仕様・寸法
●素材 5オンス・リネン100%・平織り
●付属 YZIP
●縫製 総ポリエステルスパン糸
●価格 18,000円(税抜き本体価格)
●寸法
サイズS:
ウエスト… 82.0 cm
レングス… 81.0 cm
前股上… 28.0cm
後ろ股上… 38.0cm
ワタリ… 36.5cm(※)
裾幅… 18.5cm(※)
通販で適切なサイズを選ぶには
ご自身が普段から愛用しているお手持ちの服を床などの平らな場所に置き、
下の画像と同じように寸法を測って、購入検討中の商品のサイズの数値と照らし合せる方法が確実です。