Short Sleeve BD, Pinnapple／Workers
※撮影時の男性モデルの体型…
身長168cm、肩幅44cm、胸囲96cm、ウエスト76cm、肩から手首までの腕の長さ55.5cm
（平均的なメンズMサイズを着用している体型です。）
※商品は「15サイズ」を着用しています。
Workersが伝えたいこと
半袖のボタンダウンにコットンパンツ、ローファーを合わせた組み合わせは私にとって強烈な「アメリカントラッド」「アイビースタイル」の印象を残しています。
半袖だから当然ラフ、砕けた雰囲気だけど、襟がついて少しドレス風味。
プリントはよりリゾートな雰囲気の素材。いずれも3オンスクラス。
WORKERS定番の5オンス系より少し薄く、3-4オンスのライトオックスを選びました。
製品はワンウォッシュ済です。
By.WORKERS
詳細について
襟はModified BDでおなじみ、「小さすぎない」羽襟。この10年ほど、他人が着ていたボタンダウンシャツを見ていると、やはり2010年頃は小さい襟が主流。それに合わせて、まるでバンドカラーのような極端に低い台襟も見られました。
Modified BDは時代に合わせて「Modified」しますが、あまりに極端に変えない。収まりが良くなるよう、ミリでの調整をしてきましたが、あくまで「中庸」な襟を目指しています。
羽襟の長さ、台襟の高さ、ボタンの位置、ホールの位置。身頃の襟ぐりの寸法や形状。
これらが調和して、この「台襟ボタンを開けるときれいなロール」の襟ができています。
今回、袖を長袖よりは太く作っています。少し長めの袖をまくって着ると、袖口に重みがでて袖先が落ちる。結果、落ち着きます。
樽型ポケット。下を三角に折ってしまった方が作るのは楽ですが、やっぱりModified BDには樽型にしたい。お願いしている総社縫製さんのアイロンがとてもうまいので、それを発揮してもらいためでもあります。
この「折って・縫い付ける」を半自動でやる「ポケットセッター」もありますがこの製品では使っていません。そういう、自動・半自動ミシンは、セッティングが大がかりなので、一度セットしてしまうと「この寸法しか出来ない」になりがち。WORKERSでは、ポケットの寸法も微妙に変え続けているので、そういう自動ミシンと相性が悪いのです。
総社縫製さんは、そのあたりで良くわかっていて、昔は自動ミシンをバリバリ使いながらやっていたのを10年ほど前に「多品種」に対応するため、あえて、手作業に戻していました。だから、WORKERSのModified BDは同じようで、微妙に変わり続ける事が出来るのです。
着丈は少し短め。パンツのまた上がごく普通であればタックインもできますが、どちらかと言えば出して着る事を考えて。それに合わせて、脇の切り上がりもゆるい。
背面、ヨークとのつなぎはステッチ無し。身頃にたっぷり入ったタック。これが体が動いたときには開いて突っ張らない、生地に横方向のゆとりを作っています。
By.WORKERS
商品の仕様・寸法
●素材 3オンス・コットン100％・マドラス+インディゴ染+抜染プリント
●付属 耐衝撃ボタン
●縫製 綿糸
●価格 14000円（本体価格）
●寸法
14サイズ(S)
バスト 52.0cm
肩幅 44.0cm
着丈 73.0cm
袖丈 25.0cm
袖口幅 20.0cm
15サイズ(M)
バスト 55.0cm
肩幅 45.0cm
着丈 75.0cm
袖丈 25.0cm
袖口幅 20.0cm
16サイズ(L)
バスト 60.0cm
肩幅 46.0cm
着丈 76.0cm
袖丈 26.0cm
袖口幅 20.0cm
17サイズ(2L)
バスト 65.0cm
肩幅 47.0cm
着丈 77.0cm
袖丈 27.0cm
袖口幅 20.0cm
モデルはMサイズを着用。
縫製および洗い、また採寸方法による誤差はご容赦ください。
このブランドの「ココ」が良い！
Workers ワーカーズは、古いアメリカ・ヨーロッパのウェアを基本に再現しつつ現代に合わせたものづくりをしている岡山県のブランド。オリジナルそのものを解体し、資料を辿り、時代背景にまで深く深く踏み込んだうえ、あくまで実用性に則した変更を加えていける柔軟性に私たちマメチコは強く惹かれます。古着好きの「こうであって欲しい」を残しつつ、あくまで「今」着るために必要な要素を加えてリリースされる製品はクオリティと値段のバランスも良く、自信を持っておすすめできる製品です。
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