RAF Sweater, Taupe／Workers
※上記の写真は展示会での様子です。サンプルを着ています。
※撮影時の男性モデルの体型…
身長168cm、肩幅44cm、胸囲90cm、ウエスト74cm、肩から手首までの腕の長さ55.5cm、股下から足首まで70��
Workersが伝えたいこと
ぱっと見ウールのセーターのように見えますが、コットンのカットソーセーター。がっしり厚く、冬でも暖か。でもいつでも洗濯機で洗えるのが強み。
身頃は極厚の天竺。編み組織はT シャツと同じですが、極太糸を何本も編み針に突っ込んで編むことで、ローゲージセーターのような厚みに。生地の裏側を起毛してよりセーターらしさを出しています。
リブ部分、針抜きの中でも抜いた本数が多い、デコボコがはっきり出たもの。針を抜く（デコ ボコをつける）ほど、伸びは良くなりますが戻りも弱くなります。そのバランスを見て適度な針抜き具合。
RAF Sweater、イメージは映画ダンケルグで出てきたRAFパイロットが着ていたハイネック。イギリス系のミリタリーウールセーターで、極太の針抜きリブが良くあります。RAF だとか、サブマリンだとか色々言われ、ウールで作られたリプロを着てみたことがあるのですが・・・当然チクチクする。インナーを着ても、どうしても首がチクチク。そこで、あの雰囲気をコットンで作ったのがWORKERSのRAF Sweater。
首が詰まっているのでシャツの上に着るのは難しい。中はT シャツ一枚だと起毛面が肌に触れて気持ちいい。真冬はインナーを下にすると本当に暖かい。ウール100でもチクチクしにくいアイスブレーカーを着たり、チクチクが怖い時はパタゴニアのキャプリーンのような化繊系がおすすめです。
By.WORKERS
詳細について
折返りのロールネック。きつすぎず、緩すぎず。高さも大事で、日本人はどうしても欧米人のように首が長くない。低すぎると、せっかくのロールネックがモックネックのようになってしまう。結局、パターンを何種類もひき、量産で使うのと同じ生地を用意して試し縫いを繰り返しベストなバランスを探しました。
リブ継ぎ目は背中側、中心から少しはずして。身頃裏は起毛有り。RAF Sweater、Raglan, Cardiganシリーズに使っている身頃生地は「天竺編み」。Tシャツと同じ編み方を、太い糸を何本も合わせて編むことで厚みを出しています。 ただ、厚みがあるとは言え撚り合わせ/引き揃えた糸を最終的には「1本」の糸として編みます。だから起毛が難しい。かけすぎると強度の問題が出る、弱すぎると「起毛したの？」という仕上がりになってしまう。だから、天竺編みの起毛は少ないのです。それに対し、裏毛（いわゆるスウェット生地）は表糸・中糸・裏糸と3層構造なので起毛がかけやすいのです。
Raglan Cotton Sweaterと違い、RAF Sweaterの袖口はおり返りあり。インナーにシャツを着ることは想定していないので、きっちり袖口をしめたいのでリブが二重になるように。
By.WORKERS
商品の仕様・寸法
●素材
身頃：コットン100％・16番双糸・引き揃え・4番クラス、14オンス天竺・起毛
リブ：コットン100％・横編み付属
●縫製
スパン糸/一部ウーリー糸
●価格
16000円（本体価格）
17600円（税込）
●寸法
サイズM
バスト 53.0cm
肩幅 49.0cm
着丈 66.0cm
袖丈 60.0cm
袖口幅 9.0cm
サイズL
バスト 58.0cm
肩幅 51.0cm
着丈 67.0cm
袖丈 61.0cm
袖口幅 9.0cm
モデルはMサイズを着用。
縫製および洗い、また採寸方法による誤差はご容赦ください。
Workers K&T/ワーカーズは、古いアメリカ・ヨーロッパのウェアを基本に再現しつつ現代に合わせたものづくりをしている岡山県のブランド。オリジナルそのものを解体し、資料を辿り、時代背景にまで深く深く踏み込んだうえ、あくまで実用性に則した変更を加えていける柔軟性に私たち雑貨屋マメチコは強く惹かれます。古着好きの「こうであって欲しい」を残しつつ、あくまで「今」着るために必要な要素を加えてリリースされる製品はクオリティと値段のバランスも良く、自信を持っておすすめできる製品です。
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