スワール カップ&ソーサー(ソーサーのみ) アイボリーサンライズ 1956〜1960年代製造 Fire-King ファイヤーキング
スワールシリーズは、白鳥をイメージしてデザインされた食器で、1949年から1962年の間に製造されていました。
こちらのカップ&ソーサーの製造時期は、ロゴ刻印の年代から1956〜1960年代と想定されます。
白鳥をイメージした優美なデザインのシリーズ。朝日の輝きを意味する赤いふちどりが美しい食器です。
状態について
◆全体の色ツヤ…
全体のツヤも美しく、とてもきれいな状態です。
◆食器のふち…
とてもきれいな状態です。
赤い吹き付け塗装の、リムに近い位置がわずかに色ハゲがみられます。
◆ソーサー本体表面…
全体的にキラキラ、ツヤツヤとしています。
製造時に内側の底面にガラスを練った曲線(練りムラとも呼ばれる)がみられます。
食器の中央に、浅いスクラッチ跡がみられます。
◆ソーサー底面…
テーブル接地面(ロゴ刻印がある面)に製造時に内側の底面にガラスを練った曲線(練りムラとも呼ばれる)がみられます。
ファイヤーキングの「アイボリー」系の食器は、ブランド開始の1940年代から製造されている、歴史あるカラーです。
アイボリーは製造時にガラスを練った際に発生する白い曲線(練りムラとも呼ばれる)が生じる場合がとても多いです。
詳しくは写真をご確認ください。
商品について
原産国:アメリカ合衆国 アンカーホッキング社
素材:オーブン耐熱ガラス
生産:1956年〜1958年
刻印:OVEN Fire-King WARE,MADE IN U.S.A
重さ:約315g
ソーサー…直径約14.5cm 高さ約2.0cm
日常のご利用について
台所用漂白剤・台所用洗剤の使用可能です。
食器洗浄機はガラス食器を傷める原因になりますので、柔らかいスポンジで手洗いでお願いします。オーブン使用可能です。
油汚れもご家庭の洗剤でサッと落ちて、泡ぎれも奇麗。
合理性を好むアメリカならではの、シンプルながら工夫を凝らしたデザイン。
その頑丈さは、製造から50年以上が経過した現在でも生きており、毎日の食卓に、ハッピーと輝きを与えてくれます。当時の工業製品は人力に頼るところが多かったため、わずかな重さや個性が食器のひとつひとつにみられるのもヴィンテージ・ファイヤーキングの楽しみでもあります。
Fire-kingの歴史について
ファイヤーキングとは、米国の「アンカーホッキング社」が1941年〜1986年まで製造していた耐熱ガラス製の食器です。ファイヤーキングは当時のアメリカの一般家庭やレストランでも広く愛用され、その耐久性や何百通り以上もあるパターンの豊富さから、日本や世界でもたくさんのコレクターに愛され続けています。製造されていた30年間の間には、ほんの数年間しか製造されなかったレア・アイテムなどもあります。アド(広告宣伝)マグをはじめ、企業のロゴや広告がプリントされたマグカップ等は当時のアメリカで販促用ノベルティとしても普及しました。知れば知るほど奥が深く、何よりもデザインの暖かみと使用感の良さが抜群。あなただけのお気に入りが、きっとみつかることでしょう。