セントデニスカップ&ソーサー ジェダイ 1952年頃〜1955年代初頭製造 Fire-King ファイヤーキング
1700ラインは、別名ブレックファースト・シリーズとも呼ばれています。レストランのモーニングやランチ用の食器として作られていたシリーズのカップ&ソーサーです。
珈琲をたっぷり飲みたい方におすすめ。こんな優雅な食器で朝を迎えたら、一日が楽しくなりそうですね。
1700ラインには、ボディや受け皿はこのデザインのままでカップのハンドルが尖っているランソムカップと呼ばれるシリーズも存在しています。
ファイヤーキングを象徴するジェダイ(ジェイド・翡翠色)の淡いグリーンは
緑黄色野菜、イチゴなどのフルーツ、卵料理、中華料理など、色のはっきりしたメニューとの相性が最高です。合理性を好むアメリカならではのシンプルながら工夫を凝らしたデザインと丈夫さは、毎日の食卓に、ハッピーと輝きを与えてくれます。
状態について
◆カップの状態…
割れ、ヒビ、欠けなし。
目立たない程度の浅さですが、表面にごく浅い小傷がみられます。
内側の底面が、若干のツヤ褪せがみられます。
◆ソーサーの状態…
表面中央部に、ややツヤ褪せがみられます。
がたつき、割れ、欠け、ヒビは一切ございません。
中央からやや左下に向かってのラインは、ガラス製造時の練りムラによるものです。日常の使用に問題ございません。
普段使いにもしっかりとご利用いただける、おすすめのコンディションです。
(Aランク品)
商品について
生産:アメリカ合衆国アンカーホッキング社
素材:オーブン耐熱ガラス
製造:
カップ…1952年頃〜1955年代初頭製造
ソーサー…1956年頃〜1960年代初頭製造
刻印:
カップ …OVEN Fire-king WARE
ソーサー…OVEN Fire-king WARE MADE IN U.S.A.
寸法:
カップ…直径9.0cm 高さ8.0cm
ハンドル含めた横幅…約12.0cm
ソーサーの直径…15.0cm
容量:約270ml
日常のご利用について
台所用漂白剤・台所用洗剤の使用可能です。
食器洗浄機はガラス食器を傷める原因になりますので、柔らかいスポンジで手洗いでお願いします。オーブン使用可能です。
油汚れもご家庭の洗剤でサッと落ちて、泡ぎれも奇麗。
合理性を好むアメリカならではの、シンプルながら工夫を凝らしたデザイン。
その頑丈さは、製造から50年以上が経過した現在でも生きており、毎日の食卓に、ハッピーと輝きを与えてくれます。当時の工業製品は人力に頼るところが多かったため、わずかな重さや個性が食器のひとつひとつにみられるのもヴィンテージ・ファイヤーキングの楽しみでもあります。
Fire-kingの歴史について
ファイヤーキングとは、米国の「アンカーホッキング社」が1941年〜1986年まで製造していた耐熱ガラス製の食器です。ファイヤーキングは当時のアメリカの一般家庭やレストランでも広く愛用され、その耐久性や何百通り以上もあるパターンの豊富さから、日本や世界でもたくさんのコレクターに愛され続けています。製造されていた30年間の間には、ほんの数年間しか製造されなかったレア・アイテムなどもあります。アド(広告宣伝)マグをはじめ、企業のロゴや広告がプリントされたマグカップ等は当時のアメリカで販促用ノベルティとしても普及しました。知れば知るほど奥が深く、何よりもデザインの暖かみと使用感の良さが抜群。あなただけのお気に入りが、きっとみつかることでしょう。