3コンパートメントプレートレストランウェアジェダイ 1940年代製造（初期GLASS刻印）Fire-king ファイヤーキング（S-Aランク品）

ワンプレートランチなどに便利なお皿！ファイヤーキングを代表する食器のひとつです。
こちらのプレートの裏面ロゴ刻印は、Fire-kingが世に出たばかりの、ごく初期の食器にのみ刻印されている「GLASS刻印」と呼ばれる非常にレアなアイテムです。

大きな特徴としましては、こののちの1950年代以降に作られる食器よりも全体的にガラスが厚めになっており、重量もしっかりとしている点です。

また、プレート中央を３つに仕切る凸部も、1950年代製のものよりもやや太めになっています。

主にアメリカのレストランなどでの使用を目的とされているため、ぶつけても割れにくく、重ねても崩れにくく、丈夫で頑丈な点が「レストランウェア」シリーズの特徴でもあります。

　全体写真

蛍光灯、店舗向けLED電球、窓辺の自然光など、Fire-kingは置かれる環境によって様々にその表情を変化させます。
状態確認用に、いろいろな状況と角度から撮影を行いましたので、ぜひ詳細をご確認くださいませ。

　プレート左下の状態

ツルツル、ツヤツヤ…とした指触りですが、プレート左下のふちに近い場所にかけて、やや指触りがサラサラとした触感になっている箇所がございます。（ザラザラではありません）
上記の写真の、オレンジ色の丸で囲んだ箇所が、やや白くマットな感じになっています。

また、上記の写真のやや曲線になった帯状の箇所は、ガラスの色のムラでやや白っぽく見える箇所です。目視ではなかなか見えにくいですが、全体を撮影した写真と見比べると多少わかりやすいです。

　プレート右下の状態

丸で囲んだ箇所が、やや白くマットな感じになっています。
また、白く細い線は使用による傷ではなく、ガラス食器製造時に生じるヘアラインと呼ばれる現象で、ガラスの練りムラの濃度などによって生じるマーブルのようなものとお考えくださいませ。

　全体的なツヤの状態

どの角度から見ても、かなりきれいな状態です。
ＧＬＡＳＳ刻印のジェダイの食器ではこのような美しい状態はなかなかお目にかかれません。

　プレート右上の状態

指で触ると、細かいぷつぷつとした微細な凹凸がみられます。
これは、おそらくガラスを製造する際に入り込んだごく表面上の空気が気泡となり、
ガラスが熱せられたことで弾けた跡と思われます。
こちらも、ヴィンテージガラスによくある現象になります。

　凸部やふちの状態

プレートを３つに仕分けている凸部には、割れ・ヒビ・欠けはございません。
食器を重ねた時に最も上になる部分が、保管時の摩耗によりやや白っぽくなっています。

　背面の状態

テーブル接地面から側面にかけて複数見える白く細い線は使用による傷ではなく、ガラス食器製造時に生じるヘアラインと呼ばれる現象で、ガラスの練りムラの濃度などによって生じるマーブルのようなものとお考えくださいませ。銀色っぽい黒い点が２か所にみられます。
また、ロゴ刻印の上側にあたる裏面上部に、製造時に生じたへこみ線が確認できます。
詳しくはオレンジ色の丸の箇所です。

上記の点から、記載した気になる点の多くは製造時に生じた現象と思われますが、
お皿の表面の右下・左側にみられる白っぽい跡は後天的に生じたものと判断させていただき、
お値段に反映させていただきました。

上記の点はございますが、
全体的にはかなり綺麗な状態です。
以前からレア刻印をお探しになっていた方には、ぜひご検討していただきたい美しいコンディションです。
（S-Aランク品）

　商品について

原産国：アメリカ合衆国　アンカーホッキング社

素材：オーブン耐熱ガラス

生産：1940年代製造

刻印：OVEN,FIre-king,GLASS

サイズ：直径24.0cm×高さ2.4cm

　日常のご利用について

台所用漂白剤・台所用洗剤の使用可能です。食器洗浄機はガラス食器を傷める原因になりますので、柔らかいスポンジで手洗いでお願いします。オーブン使用可能です。油汚れもご家庭の洗剤でサッと落ちて、泡ぎれも奇麗。合理性を好むアメリカならではの、シンプルながら工夫を凝らしたデザイン。その頑丈さは、製造から50年以上が経過した現在でも生きており、毎日の食卓に、ハッピーと輝きを与えてくれます。当時の工業製品は人力に頼るところが多かったため、わずかな重さや個性が食器のひとつひとつにみられるのもヴィンテージ・ファイヤーキングの楽しみでもあります。

　Fire-kingの歴史について

ファイヤーキングとは、米国の「アンカーホッキング社」が1941年～1986年まで製造していた耐熱ガラス製の食器です。ファイヤーキングは当時のアメリカの一般家庭やレストランでも広く愛用され、その耐久性や何百通り以上もあるパターンの豊富さから、日本や世界でもたくさんのコレクターに愛され続けています。製造されていた30年間の間には、ほんの数年間しか製造されなかったレア・アイテムなどもあります。アド（広告宣伝）マグをはじめ、企業のロゴや広告がプリントされたマグカップ等は当時のアメリカで販促用ノベルティとしても普及しました。知れば知るほど奥が深く、何よりもデザインの暖かみと使用感の良さが抜群。あなただけのお気に入りが、きっとみつかることでしょう。