蓋付きキャセロール サファイアブルー 1941〜1956年製造 Fire-king ファイヤーキング(Aランク品)
状態について
細かな霧状のホワイトスポット、細かな劣化線ががございます。
ホワイトスポットはガラスの練りムラにより発生した白い点とお考えください。
気泡は、ガラスの内部に見える丸い泡のような小さな空洞で、食器の製造時に空気が混ざったために生じる現象です。
この食器シリーズの特性とも言えるのですが、細かな劣化線、ホワイトスポット(ガラスだまり)、気泡は、サファイアブルーシリーズの食器の多くに生じる現象です。
ファイヤーキングブランドが始まる前から作られていた歴史あるシリーズの中、ヴィンテージ食器の特性としてご理解くださいますよう、お願い申し上げます。
マメチコでは、その中でも現代の食卓で日常使いしていただける良いコンディションのものを厳選して販売しております。
仕様について
生産:アメリカ合衆国アンカーホッキング社
素材:オーブン耐熱ガラス
製造:1941-1956年
刻印:ふたと本体底面にFire-king
持ち手を含む横幅16.0cm、本体直径14.0cm、ふたを含めた全体の高さ10.0cm
日常のご利用について
台所用漂白剤・台所用洗剤の使用可能です。
食器洗浄機はガラス食器を傷める原因になりますので、柔らかいスポンジで手洗いでお願いします。
油汚れもご家庭の洗剤でサッと落ちて、泡ぎれも綺麗。
歴史について
ファイヤーキングとは、米国の「アンカーホッキング社」が1941年〜1986年まで製造していた耐熱ガラス製の食器です。ファイヤーキングは当時のアメリカの一般家庭やレストランでも広く愛用され、その耐久性や何百通り以上もあるパターンの豊富さから、日本や世界でもたくさんのコレクターに愛され続けています。製造されていた30年間の間には、ほんの数年間しか製造されなかったレア・アイテムなどもあります。アド(広告宣伝)マグをはじめ、企業のロゴや広告がプリントされたマグカップ等は当時のアメリカで販促用ノベルティとしても普及しました。
合理性を好むアメリカならではの、シンプルながら工夫を凝らしたデザイン。
その頑丈さは、製造から年月が経過した現在でも生きており、毎日の食卓に、ハッピーと輝きを与えてくれます。当時の工業製品は人力に頼るところが多かったため、わずかな重さや個性が食器のひとつひとつにみられるのもヴィンテージ・ファイヤーキングの楽しみでもあります。
知れば知るほど奥が深く、何よりもデザインの暖かみと使用感の良さが抜群。あなただけのお気に入りが、きっとみつかることでしょう。