エキストラヘビーカップ&ソーサー ジェダイ 1940年代〜1960年代製造 Fire-king ファイヤーキング(S-Aランク品)
ファイヤーキングの中でも人気の高い「レストランウェア」シリーズは、当時のアメリカのレストランなどを中心に使用されてきました。
エキストラヘビーカップ&ソーサーは現代の日本のお洒落なカフェでも愛用されている、厚くて丈夫なたのもしい食器です。上から見た時の面が広いのでラテアートなどにも最適。
シッカリとたのもしい厚みもあり、それぞれカップとお皿として、単独でもお楽しみいただけます。
カップの状態について
◆全体の色ツヤ…
新品同様の美しいコンディションです。全体的にキラキラ、ツヤツヤとしています。
◆ハンドル周辺…
きれいな状態です。使用感は感じられません。
◆食器のふち1(リム)…
飲み口の一部に、わずかに銀黒色の線がみられます。
ハンドル接合部の対角線上、最も遠い位置です。
このような黒い線は、銀色のスチールラックなどの金属に擦れた際の摩擦により生じる場合が多いです。
指触りは一切のひっかかり等はなく、とてもなめらかです。
◆食器のふち2(リム)…
上記の写真の左端側、飲み口(リム)の一部に針の先ほどのチップがみられます。
日常の使用には支障の無いものですが、美観を重視してお値段に反映させていただきました。
◆食器のふち3(リム)…
飲み口の一部に、ごくわずかではありますが銀黒色の点がみられます。
◆表側の側面1…
このような短い斜め線が集中していますが、これは傷ではございません。
当時のガラスの製造時に生じる仕様で、練りムラと呼ばれるものです。
◆表側の側面2…
窓の外の樹木や空が反射するほど、ピカピカ、ツヤツヤです。
◆カップ内側…
練りムラによる線もなく、まっすぐなめらかな底面をしています。
若干のかき混ぜ跡がみられます。
内側のツヤは新品同様で、表面同様に美しく輝いています。
◆テーブル接地面…
ロゴ刻印も綺麗に出ています。
ソーサー表の状態について
使用感はまったく感じられません。
新品同様にキラキラ、ツヤツヤと美しく輝いています。
ソーサーの一番外側のふちも傷なくきれいな状態です。
ツヤも美しく保たれています。
ソーサーの表面をまたぐように線の集合体のようなものが目視できますが、こちらは傷ではございません。
食器の工場製造時に、ガラスが固まりきる前に何かが表面に触れて、線が付いた状態で固定化、そのまま商品出荷され流通したものと思われます。
こちらの写真をご覧いただくとわかりやすいです。
ナイフやフォークによる傷のような後天的なダメージ等ではなく、ソーサーの表面自体はツルっとなめらかな状態であることが確認できます。
カップを乗せた時にぐらつきやがたつきも感じられませんでしたが、
ビジュアル面を考慮し、今回のお値段に反映させていただきました。
ソーサー裏の状態について
Fire-kingの初期ロゴ「GLASS刻印」と呼ばれるレア刻印が押されています。
こちらは、主に1940年代のFire-kingブランド初期を中心に流通していたロゴ刻印です。
ソーサーの表面と同じく、ロゴ刻印の周囲にみられる曲線はガラスの製造時や成型時に、生じる曲線(練りムラとも呼ばれる)です。
上記の点はございますが、全体的にとても綺麗な状態です。
カフェなど店舗用の食器としてもご利用していただけるコンディションです。
詳しくは写真をご確認くださいませ。
仕様について
原産国:
アメリカ合衆国 アンカーホッキング社
素材:
オーブン耐熱ガラス
製造年代:
カップ=1960年代〜1976年頃
ソーサー=1946年頃〜1951年頃
刻印:
カップ=ANCHOR HOCKING アンカーマーク Fire-king WARE MADE IN U.S.A.
ソーサー=OVEN Fire-king GLASS(初期GLASS刻印)
サイズ:
カップ…直径9.5cm×高さ6cm ハンドル含めた横幅12.1cm
ソーサー…直径15cm×高さ1.7cm
容量:
約210ml
日常のご利用について
台所用漂白剤・台所用洗剤の使用可能です。
食器洗浄機はガラス食器を傷める原因になりますので、柔らかいスポンジで手洗いでお願いします。オーブン使用可能です。
油汚れもご家庭の洗剤でサッと落ちて、泡ぎれも綺麗。
歴史について
ファイヤーキングとは、米国の「アンカーホッキング社」が1941年〜1986年まで製造していた耐熱ガラス製の食器です。ファイヤーキングは当時のアメリカの一般家庭やレストランでも広く愛用され、その耐久性や何百通り以上もあるパターンの豊富さから、日本や世界でもたくさんのコレクターに愛され続けています。製造されていた30年間の間には、ほんの数年間しか製造されなかったレア・アイテムなどもあります。アド(広告宣伝)マグをはじめ、企業のロゴや広告がプリントされたマグカップ等は当時のアメリカで販促用ノベルティとしても普及しました。
合理性を好むアメリカならではの、シンプルながら工夫を凝らしたデザイン。
その頑丈さは、製造から年月が経過した現在でも生きており、毎日の食卓に、ハッピーと輝きを与えてくれます。当時の工業製品は人力に頼るところが多かったため、わずかな重さや個性が食器のひとつひとつにみられるのもヴィンテージ・ファイヤーキングの楽しみでもあります。
知れば知るほど奥が深く、何よりもデザインの暖かみと使用感の良さが抜群。あなただけのお気に入りが、きっとみつかることでしょう。