チャーム カップ&ソーサー アズライトブルー1950年〜1956年製造 Fire-king ファイヤーキング(Sランク美品)
Fire-kingの「チャーム」とは?
丸みを帯びた四角形のカップとソーサーが特徴の「チャーム」と呼ばれるシリーズ。
Fire-kingの歴史の中では、6年間だけ製造されていたシリーズです。
横に大きく広がった曲線のハンドルなど独特のやわらかいフォルムが優しく、紅茶やハーブティーが似合います。
チャームシリーズは上から見た時に完全な正方形になっていない所が当時の製法ならではのユーモラスな魅力で、人気が高いデザインです。
素材の薄さから、もともと底面のロゴ刻印が入っていないものがほとんどです。
まれに刻印が入っていた場合、レアなアイテムとなります。
By.MameChico.
カップの状態について
アズライトブルーは、水色よりも藍色に近い淡いカラーが優しげな印象になります。
◆全体の色ツヤ…
新品同様の美しいコンディションです。全体的にキラキラ、ツヤツヤとしています。
◆ハンドル周辺…
きれいな状態です。使用感は感じられません。
◆食器のふち1(リム)…
飲み口の一部に、黒い点がみられます。(ガラス製造時に発生したすすと思われます)
ハンドルを左手で持った時、正面の右側にある箇所です。
◆食器のふち2(リム)…
指触りは一切のひっかかり等はなく、とてもなめらかです。
◆内側の側面…
ガラスが白くなっている箇所(ホワイトスポット)がみられます。
◆カップ内側…
新品同様のツヤで、表面同様に美しく輝いています。
◆カップ内側の底面…
写真では短い線が一本見えますが、傷ではございませんのでご安心くださいませ。
指で触るとわずかにその箇所が盛り上がっているように感じます。
◆テーブル接地面…
こちらの食器は、元からロゴ刻印が無いデザインです。
テーブル接地面の円周上を横断するかたちで細い線がみえますが、これらは当時のガラスの製造時に生じる仕様で、練りムラと呼ばれるものです。傷ではございませんので、ご安心くださいませ。
ソーサー表の状態について
使用感はほぼまったく感じられません。
新品同様にキラキラ、ツヤツヤと美しく輝いています。
ソーサーの一番外側のふちも傷なくきれいな状態です。
窓の外の樹木や空が反射するほど、ピカピカ、ツヤツヤです。
ソーサーの表面に線が目視できますが、こちらは傷ではございません。
当時のガラスの製造時に生じる仕様で、ガラスに色を入れて練る際に生じたマーブルのようなものとお考えくださいませ。
ソーサーの表面はツルっとなめらかな状態であることが確認できます。
ソーサー裏の状態について
全体的にとても綺麗な状態です。
大切な方へのプレゼントや、個人レストランやカフェなど店舗用の食器としてもご利用いただける美しいコンディションです。
詳しくは写真をご確認くださいませ。
仕様について
原産国:アメリカ合衆国 アンカーホッキング社
素材:オーブン耐熱ガラス
製造年代:1950年から1956年の間
刻印:元から無いデザインです
カップ…直径9.6cm、高さ5.3cm、ハンドル含めた横幅12.0cm
ソーサー…横13.5cm
日常のご利用について
台所用漂白剤・台所用洗剤の使用可能です。
食器洗浄機はガラス食器を傷める原因になりますので、柔らかいスポンジで手洗いでお願いします。オーブン使用可能です。
油汚れもご家庭の洗剤でサッと落ちて、泡ぎれも綺麗。
歴史について
ファイヤーキングとは、米国の「アンカーホッキング社」が1941年〜1986年まで製造していた耐熱ガラス製の食器です。ファイヤーキングは当時のアメリカの一般家庭やレストランでも広く愛用され、その耐久性や何百通り以上もあるパターンの豊富さから、日本や世界でもたくさんのコレクターに愛され続けています。製造されていた30年間の間には、ほんの数年間しか製造されなかったレア・アイテムなどもあります。アド(広告宣伝)マグをはじめ、企業のロゴや広告がプリントされたマグカップ等は当時のアメリカで販促用ノベルティとしても普及しました。
合理性を好むアメリカならではの、シンプルながら工夫を凝らしたデザイン。
その頑丈さは、製造から年月が経過した現在でも生きており、毎日の食卓に、ハッピーと輝きを与えてくれます。当時の工業製品は人力に頼るところが多かったため、わずかな重さや個性が食器のひとつひとつにみられるのもヴィンテージ・ファイヤーキングの楽しみでもあります。
知れば知るほど奥が深く、何よりもデザインの暖かみと使用感の良さが抜群。あなただけのお気に入りが、きっとみつかることでしょう。