カスタードカップ ライトアイボリーGLASS刻印1946〜1951年製造 Fire-king ファイヤーキング(Sランク美品)
洋食だけでなく、和食のテーブルにもマッチする優しいダークアイボリーのカスタードカップ。
こちらは、ファイヤーキングが誕生した1940年初頭に製造された食器です。
一人分のおひたしなどを入れても素敵ですよ。
By.MameChico.
商品の状態
ファイヤーキングの中でも、特にアイボリー色の食器は、このような白い線のマーブル模様が製造中に生じやすいシリーズです。これもヴィンテージ食器ならではの味となります。
◆全体の色ツヤ…
新品同様の美しいコンディションです。全体的にキラキラ、ツヤツヤとしています。
◆食器のふち…
指触りは一切のひっかかりなく、とてもなめらかです。
◆内側の側面…
ガラスが白くなっている箇所(ホワイトスポット)がみられます。
◆テーブル接地面…
テーブル接地面の円周上を横断するかたちで細い線がみえますが、これらは当時のガラスの製造時に生じる仕様で、練りムラと呼ばれるものです。当時のガラスの製造時に生じる仕様で、ガラスに色を入れて練る際に生じたマーブルのようなものとお考えくださいませ。
全体的にとても綺麗な状態です。
個人レストランやカフェなど店舗用の食器としてもご利用いただけるコンディションです。
詳しくは写真をご確認くださいませ。
仕様について
原産国:アメリカ合衆国 アンカーホッキング社
素材:オーブン耐熱ガラス
製造:1946年〜1951年頃製造
刻印:Fire-King OVEN GLASS
寸法:直径10cm、高さ5cm、底面の直径4cm
重さ:約101g
色について
ファイヤーキングの中でも貴重なアイボリーシリーズは、色の濃さや形状もひとつひとつに微妙な個性があります。まるで濃いミルクキャンディーのような色合いは食卓の上でも優しい光を保ち、和食にも相性が良いです。
色はおおまかに3〜4パターンに分類されます。
・ダークアイボリー(初期ロットのみのレア品)
・アイボリー
・ライトアイボリー(アイボリーホワイトとも呼ばれる)
・ホワイト
よく流通しているものが「アイボリー」。
最も色が濃い「ダークアイボリー」は初期製造ロットのみに存在するカラーです。
Fire-kingの中でも特に初期のほうに作られていたもので、レア度はとても高いです。
日常のご利用について
台所用漂白剤・台所用洗剤の使用可能です。
食器洗浄機はガラス食器を傷める原因になりますので、柔らかいスポンジで手洗いでお願いします。
オーブン使用可能です。
油汚れもご家庭の洗剤でサッと落ちて、泡ぎれも綺麗。
歴史について
ファイヤーキングとは、米国の「アンカーホッキング社」が1941年〜1986年まで製造していた耐熱ガラス製の食器です。ファイヤーキングは当時のアメリカの一般家庭やレストランでも広く愛用され、その耐久性や何百通り以上もあるパターンの豊富さから、日本や世界でもたくさんのコレクターに愛され続けています。製造されていた30年間の間には、ほんの数年間しか製造されなかったレア・アイテムなどもあります。アド(広告宣伝)マグをはじめ、企業のロゴや広告がプリントされたマグカップ等は当時のアメリカで販促用ノベルティとしても普及しました。
合理性を好むアメリカならではの、シンプルながら工夫を凝らしたデザイン。
その頑丈さは、製造から年月が経過した現在でも生きており、毎日の食卓に、ハッピーと輝きを与えてくれます。当時の工業製品は人力に頼るところが多かったため、わずかな重さや個性が食器のひとつひとつにみられるのもヴィンテージ・ファイヤーキングの楽しみでもあります。
知れば知るほど奥が深く、何よりもデザインの暖かみと使用感の良さが抜群。あなただけのお気に入りが、きっとみつかることでしょう。