Dハンドルマグジェダイ 1956年頃～1960年初頭製造 Fire-king ファイヤーキング（Aランク品）

　あなたの両手に寄り添って、心と暮らしを豊かにするDハンドルマグ

ハンドルの部分がアルファベットのＤの形をしていることから、Ｄハンドルマグと呼ばれています。
ファイヤーキングを代表するマグカップのひとつ。
指がしっかり入り、ホールド感が安心のハンドル。
側面のゆるやかなカーブにより、マグカップを両手で包むように持った時に手のひらの外側の部分、第一関節、そして指先までがカップ本体に優しくフィットします。

冷たい飲み物はもちろんのこと、冬場の冷えるデスクワークの時などにもおすすめ。
注ぎ淹れたコーヒーやお茶から伝わる熱が優しく手先を温めてくれます。

ハンドルの上部（角）に見える小さな凹凸も「Ｄハンドルマグ」の特徴であり、ここが親指の位置になるため、片手でカップを持った時もしっかり安定します。

使えば使うほど、ミルクガラスの優しい口当たりに嬉しくなることでしょう。

　ボディの状態について

ボディ外側の一部にホワイトスポットあり。気泡ではありませんのでご安心くださいませ。

砂のようなごく小さな凹凸が集中している箇所があります。室内灯の環境では目立ちませんが、太陽光ですとざらざらした表面が目視できます。

ハンドル綺麗な状態です。

写真の上側（内側）に見える白い点は店内のライトが反射した影で、ホワイトスポットではありません。

　リム（飲み口）の状態

飲み口は、傷なし、段差なし。指触りもつるつるしています。

ハンドルを右手で持ったとき正面にくる位置のうちがわに、ガラスの寄りが集中しているため製造時のしわが確認できます。（飲み口に向かって曲線の集中線のような状態に収束しています）

飲み口の内側に黒いすすのような跡がみられます。
食器の表側に、広範囲に見られる場合は金属の棚などに擦られて生じた人為的なものである場合が多く、このように食器の内側や、比較的狭い範囲に見られる場合は、製造時に生じたものである場合が多いです。食器の使用に問題ありませんので、ご安心ください。

　内側の状態

艶が美しく保たれており、きれいな状態です。

　テーブル接地面の状態

テーブル接地面の円周上に見える線は傷ではなく、ガラスの製造時に、ガラスが固まりきる前に生じた凹みによる線です。日常の使用に問題はございませんので、ご安心くださいませ。このような、製造に人の手を介したハンドメイド感がヴィンテージファイヤーキングの魅力のひとつでもあります。

普段使いにおすすめのコンディションです。詳しくは写真をご確認ください。

　仕様について

原産国：アメリカ合衆国　アンカーホッキング社

製造：1956年頃～1960年初頭

刻印：OVEN Fire-king WARE MADE IN U.S.A.

素材：オーブン耐熱ガラス

サイズ：横8.3cm×高さ8.6cm

　日常のご利用について

台所用漂白剤・台所用洗剤の使用可能です。
食器洗浄機はガラス食器を傷める原因になりますので使用せず、柔らかいスポンジで手洗いでお願いします。

　歴史について

ファイヤーキングとは、米国の「アンカーホッキング社」が1941年～1986年まで製造していた耐熱ガラス製の食器です。ファイヤーキングは当時のアメリカの一般家庭やレストランでも広く愛用され、その耐久性や何百通り以上もあるパターンの豊富さから、日本や世界でもたくさんのコレクターに愛され続けています。製造されていた30年間の間には、ほんの数年間しか製造されなかったレア・アイテムなどもあります。アド（広告宣伝）マグをはじめ、企業のロゴや広告がプリントされたマグカップ等は当時のアメリカで販促用ノベルティとしても普及しました。知れば知るほど奥が深く、何よりもデザインの暖かみと使用感の良さが抜群。あなただけのお気に入りが、きっとみつかることでしょう。