■雑貨屋マメチコが伝えたいこと■
このバッグの名称「ミュゼットバッグ」というのは通称で、
「M-1936フィールドバッグ」こと1936年に採用されたミリタリーのバッグが元になっています。
(その形がフランスの民族楽器ミュゼットに似ていたからと言われています。)
このカラーリングの印象でちょっと意外と思われるかもしれませんが実はミリタリーものなんです。
元ネタ同様、使い勝手の良いサイズ感に加えて60/40クロス×レザーの異素材コンビがこのバッグのポイントで、
使い始めは黄色に近いレザーの色もしだいに茶色に近づき、
その頃にはボディの60/40クロスもまた良い風合いに育っていることでしょう!
ミリタリー+アウトドアなイメージは好評だった「ロイヤルマウンテンパーカー」にも通じるところです。
是非とも着用の際は、ストラップを思いっきり絞り身体にフィットさせた本気なスタイルでご活用ください!
それだけで、何だか気持ちもアクティブです。
●品名 Musset Bag, Green
●素材 表地 60/40クロス 裏:綿スレキ 底:イタリア産・カルロバダラッシ社ナッパCB
●縫製 総スパン糸
●SIZE 37×11×26cm ストラップ69〜110cm
| ■デザイナーからのひとこと■
Bag, Canvas, Field, OD, M-1936、
アメリカ軍のバッグで俗に「ミュゼットバッグ」と呼ばれています。
そのデザインを取り入れ、60/40クロスでバッグを作りました。
底には今回もバダラッシの革、ナッパCBと言うもの。
表面を過度にコーティングなどしていませんし、色自体も染料で染められているので変化します。
最初はイエローですが最終的には、茶系に近づいていきます。
この手のバッグ、アメリカではアウトドアメーカーなどが80年代ぐらいまで連綿と作り続けてきました。
それを、日本製の60/40クロス、イタリア製の高級皮革を使って再現してみたものです。
ポケットは左右に小さいもの、背面に一室。本体自体は仕切りの無い一室。
背面には樹脂性の骨を入れているので適度な硬さを保ちつつ、
表生地はくったりしているので体にフィットします。
そのため、実際持たれてみた方からは「自転車に乗るときに良さそう」とのご意見をいただきました。
短めのたすき掛けが良く似合います。
背面にはスナップ止めのポケット。フロントの蓋どめはスナップで。
また、スナップの下側はテープにつけて指を入れやすく。
先どめの金具はハンマーでたたいて作るので、一つづつ微妙に形が違います。
脇には小物入れのフラップポケット。
ボタンは世界のYKK。この生地にはこちらのほうが安定度が高く安心です。 |
| Workers K&T/ワーカーズ…
WORKERS/ワーカーズは、古いアメリカのワークウェアを基本に再現しつつ現代に合わせたものづくりをしている、岡山県倉敷市のブランドです。
「Workers」はデニムの聖地、岡山県倉敷市で企画・生産されています。
オリジナルそのものを解体し、資料を辿り、時代背景にまで深く深く踏み込んだうえ、
あくまで実用性に則した変更を加えていける柔軟性に私たち雑貨屋マメチコは、強く惹かれます。
古着好きの「こうであって欲しい」を残しつつ、
あくまで「今」着るために必要な要素を加えてリリースされる製品はクオリティと値段のバランスも良く、
自信を持っておすすめできる製品です。
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