
※こちらの画像では、中にシャツを着ています。ざっくり羽織ったら上のボタンだけ留めるのも素敵です。
男性モデルは身長168cm 体重55kg 肩幅44cm 胸囲91cm です。
モデルが試着しているのはSサイズです。



※こちらの画像では、中にシャツ+カーディガンを合わせています。
男性モデルは身長168cm 体重55kg 肩幅44cm 胸囲91cm です。
モデルが試着しているのはSサイズです。
◆雑貨屋マメチコが実際に着て見た感想◆
企画としては「マウンテンパーカーを春夏も着たい。」からスタートした本作。初めての登場は2014SSでした。
ベーシックなマウンテンパーカーから削いでいる要素はフードとウェストのドローコード、裏地も潔くつけない。
展示会当日まで掴みあぐねていたアイテムだったのですが
実際に袖を通すと、軽やかな着心地と、極シンプルながら計算された構成に
「格好良いじゃないですか!これ!」と話していたのを思い出します。
そして今季は素材を60/40クロスから70/30クロスに変更しての登場。
数字だけだとピンとこないかもしれませんが、コットンの比率をあげることで、より柔らかい生地感、吸湿性もアップ、防風性もちゃんと残しているということなのです。
〝よりシャツライクで気軽なパーカー〟への進化といったところでしょうか。
各ディテールにも改良が加えられています。
大きいところでは、物を出し入れしやすいよう斜めに付けた胸ポケットが追加。(スナップを閉じれば前かがみになっても落ちません。)
デザイン的なアクセントとしても効いていて、バブアーのインターナショナルとか、古いベルスタッフのトライアルマスターなどを連想させますね。
ななめ型のシンプルなハンドウォーマーも普段使いに丁度良く、総じて〝使い勝手の良い道具〟を目指すようなアプローチの仕方にぐっときます。
こんなにも軽くしっとりとしているのに、しっかりとアウターしてる不思議さ。
先日入荷してから店頭でも好評で、試着して驚かれる方も多数。
まるで展示会場の僕と同じ感覚を共有しているようで嬉しい。
「格好良いじゃないですか!これ!」
ですよね!僕もホントにそう思います。


◆Workersデザイナーが伝えたいこと◆
マウンテンパーカーの裏地を無くし、シャツのように着られる羽織り物にしました。
裏地が無い分軽快で、一枚で、中にカットソー、Tシャツと裏地ありを着なくなってからのシーズンをカバーできます。
フードからはドローコードを無くしゴムを。ウエストのドローコードも無くしました。
ポケットは、ななめ型のシンプルなハンドウォーマー。手の入れやすさを重視して入口に角度をつけています。
胸ポケットは、出し入れしやすいよう本体ごと斜めに。携帯電話を入れてスナップを閉めれば前かがみになっても落ちません。
カフス部分は開きが無く、仕様としてはワークシャツのBIGYANKでおなじみの物。
空きが無いので会える程度袖を太くしないといけないのですが、それがかえってこのマウンテンパーカーの少しゆったりしたシルエットと良くマッチしています。
ネームはどこかで見たような筆記体タグ。WORKERSのレプリカっぽい部分で、それぞれの製品のソースになるネームをパロディしています。
素材は国産の70/30クロス。綿の比率を60/40クロスの60から70に上げているので、より綿100に近い手触り。
60/40がどちらかといえばパリパリとしているのに対し、70/30はしっとりしています。
好き好きなのですが、Tシャツなどの上に1枚で着ることを考えると綿の比率が高い分、汗をある程度吸ってくれるのが利点です。
●品名 Mountain Shirt Parka, Black
●素材 オンス・コットン70%ナイロン30%
●付属 ミシェールスナップ
●縫製 総綿糸
●寸法
Sサイズ:身幅…52.0cm、着丈…70cm、ゆき丈…85.0cm、袖口幅…11.5-13cm
Mサイズ:身幅…55.0cm、着丈…70cm、ゆき丈…86.0cm、袖口幅…11.5-13cm
※ゆき丈はだいたい、袖丈+肩幅の半分と考えてください。
Workers K&T/ワーカーズは、古いアメリカのワークウェアを基本に再現しつつ現代に合わせたものづくりをしている、岡山県倉敷市のブランド。デニムの聖地、岡山県倉敷市で企画・生産されています。
オリジナルそのものを解体し、資料を辿り、時代背景にまで深く深く踏み込んだうえ、あくまで実用性に則した変更を加えていける柔軟性に私たち雑貨屋マメチコは、強く惹かれます。古着好きの「こうであって欲しい」を残しつつ、あくまで「今」着るために必要な要素を加えてリリースされる製品はクオリティと値段のバランスも良く、自信を持っておすすめできる製品です。