上記の写真画像の男性モデルは通常WORKERSシャツで14.5サイズ、ジャケットは36を着用している体型です。
今回のM-65は、XSサイズを着用しています。
◆雑貨屋マメチコが実際に着てみた感想◆
その機能性やデザイン性の高さから、今やミリタリーの範疇を超えてメンズアイテムの定番となったミリタリーアイテムの傑作「M-65」。
そのM-65をさらに使いやすく変更を加えたのが本作「M-65 Mod」。
本作の魅力は、ミリタリーアイテムらしい武骨さを残しつつ、現代的なスマートさを備えている点にあります。
こう書くと、世に溢れる他の M-65 に一緒に見られてしまいそうですが、
目をつぶって着たらちょっと分からないくらい、着用感がまさに実際の M-65 を着ている時に近いんですよ。
ですが、首元から背中にかけての圧迫する感じとか、ちょっと引っかかる感じが解消されていたりして
ミリタリーの M-65 がそのまま現代に合わせて進化していったようなバランスなんです。
実物じゃなきゃ嫌って方にも、是非一度お試しいただきたい良さがあります。
何しろストレートに格好良いのでお薦めです!
By.mamechico
上記の写真画像の男性モデルは通常WORKERSシャツで15.5サイズ、ジャケットは38を着用している体型です。
今回のM-65は、Mサイズを着用しています。
中にシャツとミディアムゲージのセーター等が着用可能です。
中にジャケットを着た状態ですとタイトになりますので、1サイズ上げた方が適正です。
◆WORKERSが伝えたいこと◆
M-65が着たい。なぜ着たいのかはわからないけれど着たい。そんな気持ちを形にしました。
素材は綿100のバックサテンなので、M-65というよりはM-51のそれ。
まず、個人的に苦手なエポレットはオミット。ファーストは元々ついていないですが。
そして、ある意味M-65らしさの象徴ではあるのですが収納パーカーもなくしました。
オリジナルはこの収納パーカーが背中に落ちているのですがどうにもモコモコして気になる。
また、現行でよくある襟のみに収める方法だと今度は立ち襟がかさばる。
そこで、思い切ってフードは無くしています。
その代わりではありませんが、首にあたる肌部分はコーデュロイに。
また、襟を立てて固定できるようタブを付けています。
昨年、ウェザーコンフォートジャケットでもやりましたが、襟にコーデュロイ、それを立てて固定すると寒いときにはマフラー代わりで実に便利。実用性を考えた仕様です。
ウエストのドローコードも、最終部分が金属ハトメにせよ、ボタンホールにせよ実用すれば傷みやすい部分。
かつ、着ていると微妙に体に当たって気になるのでいつも私は抜いてしまうので無くしています。
ファスナーはYKK、ビンテージを模した「オールドアメリカン」シリーズのそれに、綿テープで引手を付けています。
スナップは露出に、また左腕部分にはiphoneが入るマチ付きポケット。
袖は太め、その分、袖口が絞れるようスナップをつけています。
ワンウォッシュ済の製品をお送りいたします。
By.WORKERS
M-65を使いやすく「Modified」したので、M-65 Mod。
最初のModifiedは台襟。思い切って、M-65の象徴ともいえる、収納フードを無くしました。
逆に、追加というか変更したのが立ち襟の内側をコーデュロイにしたこと。
さらに、左右の襟を止めるタブはマジックテープではなくスナップ止めに。
寒いときはご覧のように、マフラー替わりに。
これ、実際に寒いときに着るとわかります。
マフラーのように首回りが外気にさらされていないだけで、かなり体感温度が変わります。
ボタンは表面塗装をしたものを使っているので、洗うと角から徐々に剥げてきます。
ワンウォッシュですでに若干剥げだしています。
次なるModifiedはポケットの追加。左腕にiphone6が入る大きさのポケットを。
上部にアコーディオンをつけて出し入れしやすくしています。
逆に手間がかかっても変えなかったのが、このマチ付ポケット。容量を増やすため、脇にマチがついています。
ファスナーはYKKが近年開発した「ビンテージ的」なオールドアメリカンファスナー。
すべりも良く、形も60-70年代のミリタリーウェアで良く見られるものに近い物。
腰はフラップ付玉縁ポケット。物を入れるだけでなく、ハンドウォーマー的役割も。脇よりについた位置も手を入れやすく。
残すか悩みましたが、M-65らしさの象徴として残しました。が、マジックテープが苦手なのでスナップに。
オリジナルでもおなじみ、袖口の太さを調整するタブ。
ここも襟のタブと同じく、マジックテープでは無くスナップに。
ゆったりしたシルエットなので、裏地には実用性を高めるポケットを追加。
裏地の裾は表生地の裾に流し込まないふらし始末。
洗濯を繰り返して、表生地・裏生地の縮率差が出ても突っ張らないのが利点。
背面脇側にはアクションプリーツ。
ミリタリーウェアではおなじみの、すっきりしたシルエットでも腕を前に出したときに突っ張らない工夫。
力のかかる分にはカンヌキを打っています。
●素材 表地:9オンス・コットン100%・リバースドサテン(バックサテン)
裏地:ポリエステル65%・コットン35%・ポプリン
●附属 YKKオールドアメリカンファスナー
●縫製 総スパン糸
●価格 35000円(本体価格)+税
●寸法(ワンウォッシュ済みの商品を平置き採寸しています。身幅は2倍してお考えください。)
XSサイズ:
身幅…48.0cm
肩幅…44.5cm
着丈…71.0cm
袖丈…63.0cm
袖口幅…15〜13cm スナップ調節
Sサイズ:
身幅…51.0cm
肩幅…45.5cm
着丈…71.0cm
袖丈…63.0cm
袖口幅…15〜13cm スナップ調節
Mサイズ:
身幅…54.0cm
肩幅…46.5cm
着丈…72.0cm
袖丈…64.0cm
袖口幅…15〜13cm スナップ調節
サンプルをワンウォッシュ・タンブラー乾燥後、実寸を測り各サイズにグレードしています。
縫製および洗い、また採寸方法による誤差はご容赦ください。
Workers K&T/ワーカーズは、古いアメリカのワークウェアを基本に再現しつつ現代に合わせたものづくりをしている、岡山県倉敷市のブランド。デニムの聖地、岡山県倉敷市で企画・生産されています。
オリジナルそのものを解体し、資料を辿り、時代背景にまで深く深く踏み込んだうえ、あくまで実用性に則した変更を加えていける柔軟性に私たち雑貨屋マメチコは、強く惹かれます。古着好きの「こうであって欲しい」を残しつつ、あくまで「今」着るために必要な要素を加えてリリースされる製品はクオリティと値段のバランスも良く、自信を持っておすすめできる製品です。