victorians shawlcollar wool coat
ヴィクトリアン王朝時代の襟を現代に再構築した、高級感あふれるコートです。
男性モデルは身長168cm 体重55kg 肩幅44cm 胸囲96cm ウエスト73cmです。
モデルが試着しているのは「Sサイズ」です。
◆雑貨屋マメチコが実際に着てみた感想◆
コートは年齢を重ねるごとに惹かれるアイテム。
冬にあってはなおのこと。
体を包み込むコートは防寒という点ではもちろんのこと
季節感のある装いにも最適なアイテムですね。
一般的な冬のコートとしては、
チェスターコートやピーコート、ダッフルコートなどが候補にあがるところですが、
ヴィクトリアンなデザインが息づく本作は既存の冬コートとは一線を画す仕上がりとなっています。
首もとを彩る、ショールカラー。
寒い時に手を温めるウォームポケットジャンゴでは珍しいディテール。
いかにも ジャンゴアトゥール らしい
ハイウエストな位置に置かれたバックベルトも渋いです。
時にはタイトめに。時にはゆったりめのシルエットを変化させていく。
自在な絞りと緩めの調節によって、冬の装いが一層楽しめそうですね。
その背面はプリーツがとられており運動性も十分。
見た目はコンパクトに見える肩まわりも、実は動かしやすいって所もポイントです。
(この辺りのサイズバランスは重ね着を想定した冬アウターならではですね。)
時折見かけるショールカラーって
取り入れるのが難しいディテールだと思うんです。
でもです。
ジャンゴアトゥールの作るショールカラーって良いバランスなんです。
以前
VICTORIANS WORK SHAWLCOLLAR SHIRT が出たときに
難しい襟を絶妙にコントロールするな〜と感動したのですが、
その感覚が蘇るような収まりの良さを見せています。
ヴィクトリアン期の襟を元にデザインされたショールカラーの本作は
当然、クラシックな装いに拘りたい方の琴線には大いに触れるものがあるでしょう。
ですが、優れたデザインを持った本作です。装いを限定してしまうのはもったいない。
ざっくりしたニットとか、洗いざらしのシャツとか。
普段何気なく着ているものにもすんなり合わせられるくらい自由度が高いコートです。
意外と着くずしたコーディネートも挑戦してみてください。
個人的には、ジャケット的に羽織っていただくと素晴らしく格好良いと感じました。
季節は秋から冬へと うつりはじめました。
これからのシーズンに相応しい、モダンな冬コートはいかがでしょう。
クラシックエッセンスが巧みにコントロールされた一着かと思います。
by.MameChico
[生地] ウール60%コットン40%(アーミーサージ)
裏地/コットン100%
袖裏/キュプラ100%
袖口裏/コットン100%(カツラギ)
総裏地フラシ仕上げ
[ボタン] 天然椰子コロゾボタン
[洗い] non-wash(未洗い)
[価格] ¥60000(税別)
[製品寸法] (若干の個体差はご容赦下さい)
身幅/36(S)57cm 38(M)59cm 40(L)61cm
肩幅/36(S)41cm 38(M)43cm 40(L)45cm
袖丈/36(S)62.5cm 38(M)63.5cm 40(L)64.5cm
着丈/36(S)95cm 38(M)98cm 40(L)101cm
DjangoAtour/ジャンゴアトゥールは、1997年から展開している福岡県のブランドです。「良い品質とは作る人の魂の証である」をモットーに、過去の歴史的服飾(主に1800s-1950s)に影響を受け、様々な労働に関わる服、伝統や民族としての服、芸術や音楽に関わる服、哲学などを映し出す服飾、それらと向き合って得たエッセンスを大切にしています。私たち雑貨屋マメチコが感じるDjango Atour/ジャンゴ・アトゥールの魅力は、一貫したモノ作りの姿勢です。過去の歴史的服飾にインスピレーションを受けつつ独自のエッセンスを加えた製品の数々は、服好きに響く独特の雰囲気があります。基本的には男性向けですが、女性が取り入れても素敵な雰囲気になるでしょう。