Fatigue Shirt, MIL-Reversed Sateen, OD/Workers
※女性モデルの体型… 身長154cm、体重48kg、肩幅40cm
(商品はMサイズを着用しています。)
Workersが伝えたいこと
ファティーグシャツ、春はT シャツやボーダーの上にシャツジャケットとして。
スウェットパーカーに合わせてもどこかミスマッチで私は大好きです。
そんなファティーグシャツ、ベーシックな形は古着でも買いやすいのでせっかく作るならば・・・と、ちょっとマニアックにUSMC のデザインにしました。
露出しないボタン、機能面はひっかりを無くすため。
シンプルな印象にも一役買ってくれます。
さらに、左身頃にボタン付きの内ポケット。
とても便利で、小さな財布・携帯電話がしっかり入り、
アウターとして一枚で着る時、バッグ代わりになります。
素材はシャツというよりは、カバーオールに近い8.5オンスのバックサテン。
WORKERSでは定番のベーカーパンツに使い続けている、あの太番手のバックサテン(18FWのAir Force Bakerは違います)。
硫化染めで、洗うごとに色落ちして徐々に柔らかくなる素材。
製品はワンウォッシュ済です。
By.WORKERS
商品の詳細
参考にしたオリジナルより少し小さめにした襟。
バランスを考えて、でも現代的な小襟にはなりすぎないように。
ネームは前回、内ポケットにたたきつけだったものを襟首に流し込みにしてサイズが一目でわかるように。
USMCのファティーグシャツ、最大の特徴が表面上ボタンが見えない始末。
フラップにも、フロントにもヒヨクがあります。
作るのはとても大変です。
無くても良いヒヨクという部品をつける為手間もかかり、厚みが出るので始末も気をつかいます。
それでも、全体的にごちゃごちゃしていないすっきりとした雰囲気、
またボタンの引っかかりを気にしないので良いという利点も。
左胸側にある内ポケット。開き口はボタンで留められます。
iphoneやSUICAケースを入れるのに最適。その横にはフロントのヒヨクが見えます。
大量に打ったカンヌキ止め。
さすがミリタリーウェアは、機能が第一。
コストもある程度考えているはずなのですが、工程数は多くとも、
結局、持ちがよければそのほうが良い!という考え方なのかなと感じる部分です。
フラップのヒヨク。通常のフラップとは別にもう1枚、手前に生地を抱かせてフラップを作ります。
袖口は普通のシャツの始末。
イッテコイと呼ばれるパイピングで開きの処理をしてカフスをつけています。
商品の仕様・寸法
●素材 8.5オンス・コットン100%・バックサテン
●附属 尿素ボタン
●縫製 主要部綿糸
●価格 16,000円(税抜き本体価格)
●寸法
Mサイズ:
身幅….54.0cm
肩幅…47.0cm
着丈…68.0cm
袖丈…60.0cm
袖口幅…11.0cm
製品はすべてワンウォッシュ済です。
採寸方法による誤差はご容赦ください。
平置き採寸のため、身幅、袖口幅は2倍してお考えください。
普段ご利用されている、お手持ちのシャツと比較してご検討ください。
Workers K&T/ワーカーズは、古いアメリカ・ヨーロッパのウェアを基本に再現しつつ現代に合わせたものづくりをしている岡山県のブランド。オリジナルそのものを解体し、資料を辿り、時代背景にまで深く深く踏み込んだうえ、あくまで実用性に則した変更を加えていける柔軟性に私たち雑貨屋マメチコは強く惹かれます。古着好きの「こうであって欲しい」を残しつつ、あくまで「今」着るために必要な要素を加えてリリースされる製品はクオリティと値段のバランスも良く、自信を持っておすすめできる製品です。