Pullover Shirt, Ref US ARMY, Blue Chambray/Workers
※撮影時の男性モデルの体型…
身長168cm、体重65kg、肩幅44cm、胸囲97.5cm、ウエスト76cm、肩から手首までの腕の長さ55.5cm
モデルは15サイズ(メンズM相当)を着用。
Workersが伝えたいこと
今から20〜30年ほど前。ビンテージ古着ブーム華やかなりし頃を知る方には懐かしい。私にとっては、当時「雑誌や本で見るだけ」だったUSARMYのプルオーバーデニムシャツ。
最近、やっとオリジナルを手にして着てみると、ゆったりしたシルエットのプルオーバーに太い袖が、ある意味すごく「今」受け入れられる形。胸のポケットもシンプルながら機能的。そこで、ビンテージオリジナルほぼそのままの型紙で、素材をデニム+αで作ってみました。
シャンブレーは今回のラインナップで一番薄手5オンス。ゆったりしてるので、暑苦しくもなく、夏寸前まで着られます。
ボタンは、USARMYのメタルボタンを模したもの。袖口に簡素な作りですが開きがあり、これが効いています。ちょっと暑い時には袖をまくり上げられる。シャツとして着るには無いといけない機能です。Tシャツの上にガバっと着るのが普通の着方ですが、サーマルの上に着れば少し肌寒い時期から。モックネックのサーマルを合わせてプルオーバーの襟もとからネックがのぞくのも良いと思います。
製品はOW済です。
By.WORKERS
商品の詳細
ビンテージのUS ARMY PULLOVER SHIRTを参考に、パターンはそのまま作りました。
羽襟はそれほど長くない。ワイドスプレッド気味で一番上までボタンを閉めて160度程度の開き具合。
一番上のボタンを開けると、若干イタリアンカラーのような開き方に。おそらく、これが自分でビンテージを着ても「現代の感覚からしてもバランスが良いな」と感じた部分。
古いファーストタイプのGジャン(213など)もそうなのですが、羽襟が大きすぎない。羽襟の先に向かってRを描いていない。第一ボタンを開けると180度近辺。これが、どうも私が「今の感覚でバランスよい」と感じるようです。
ネームはシンプルなミリタリー風のものを。
フロントはかぶり。ただ、ゆったりしたシルエットなのでそれほど着脱ぎでつるような感じはしません。ポイントは左右についたポケット。
以前作ったFatigue Shirtは同じような形状が中にありましたが、このポケット、携帯を入れるのにとても使い勝手が良い。物を入れるときは、中に落とすように入るためです。
袖口は簡単な作りながら開きあり。これがあると、袖をまくれるので便利。
By.WORKERS
商品の仕様・寸法
●素材 5オンス・コットン100%・シャンブレー
●付属 金属ボタン
●縫製 総綿糸
●価格 16000円(本体価格)
●寸法
Sサイズ:
身幅…. 55.0 cm
肩幅… 48.0 cm
着丈… 74.0 cm
袖丈… 59.0 cm
袖口幅… 14.5 cm
Mサイズ:
身幅…. 60.0 cm
肩幅… 50.0 cm
着丈… 74.0 cm
袖丈… 60.0 cm
袖口幅… 14.5 cm
Lサイズ:
身幅…. 64.0 cm
肩幅… 51.0 cm
着丈… 75.0 cm
袖丈… 60.0 cm
袖口幅… 14.5 cm
縫製および洗い、また採寸方法による誤差はご容赦ください。
Workers K&T/ワーカーズは、古いアメリカ・ヨーロッパのウェアを基本に再現しつつ現代に合わせたものづくりをしている岡山県のブランド。オリジナルそのものを解体し、資料を辿り、時代背景にまで深く深く踏み込んだうえ、あくまで実用性に則した変更を加えていける柔軟性に私たち雑貨屋マメチコは強く惹かれます。古着好きの「こうであって欲しい」を残しつつ、あくまで「今」着るために必要な要素を加えてリリースされる製品はクオリティと値段のバランスも良く、自信を持っておすすめできる製品です。