リフリジレーター refrigerator ガラス蓋つき ホワイト 1950年代製造 Fire-king ファイヤーキング(Sランク美品)
食材を冷蔵庫保存するのに便利なガラス蓋つきの保存容器。
何かと便利なたっぷりサイズ。
作り置きおかずを入れて、蓋を外して食卓に置くだけでカラフルでアメリカン気分な食事を楽しめます。
こちらが現在から約70年近く前の食器であるという事実。
こんなにもきれいな状態で保管されていたのは奇跡かもしれません。
といいますのも、これらの保管容器は人気がとても高く、
ほぼ未使用状態で見つかることがめったにないためです。
ガラス蓋と本体は別々に製造されており、
いずれのアイテムも「完全なる密閉性」を保証するものではありませんが、
一般のご家庭でのお料理には問題なくご使用いただける調理容器です。
春から始まる新生活や、お引越し、進学、就職、転職などで心機一転の方も多い時期ではないでしょうか。
来月からはお弁当を自分で作るぞ!という目標も、こんなに素敵な食器がそばにあるなら
がんばれそうな気がしてきますね♪
状態について
◆全体の色ツヤ…
全体のツヤも美しく、とてもきれいな状態です。
使用感はほとんど感じられません。
◆食器のふち(リム)…
とてもきれいな状態です。割れ、カケ、ヒビ、段差なし。なめらかな状態です。
本体の一部内側のフチにもりもりっとした波、ゆるい凹凸がみられますが、これは欠けではありません。
ガラスの製造時に材料の盛りが多かった箇所のようで、逆に若干厚めになっていて安心感があります。
詳しくは写真をご確認くださいませ。
◆表面…
全体的にキラキラ、ツヤツヤとしています。
広いほうの側面の一部に白い点々が確認できますが、これは傷ではなく、
当時のアメリカで、おそらく値札のシールが貼られていた跡と思われます。
こういったものは、日常の使用時に水に着け置きを何度かすることで自然に剥がれ落ち、解消されます。
綺麗にはがすには、逆に強くこすらないことをお勧めします。
◆底面…
テーブル接地面付近の一部に、食器の製造時にガラスを練った曲線(練りムラとも呼ばれる当時のガラス食器製造時に生じる仕様)がみられる場合がございますが、使用には問題御座いません。
詳しくは写真をご確認くださいませ。
仕様について
原産国:アメリカ合衆国 アンカーホッキング社
本体の刻印:OVEN Fire-king WARE MADE IN U.S.A.
本体の製造:1956年頃〜1960年代初頭
ガラス蓋の刻印:OVEN Fire-king WARE
ガラス蓋の製造:1952年頃〜1955年頃
素材:オーブン耐熱ガラス
サイズ:
横幅…21.0cm
奥行…10.3cm
ガラス蓋を含めた高さ…高さ7.5cm
日常のご利用について
ヴィンテージ食器を楽しくお使いいただくために…
台所用漂白剤・台所用洗剤・オーブン使用可能です。
油汚れもご家庭の洗剤でサッと落ちて、泡ぎれも綺麗。
一般的なガラス食器よりも頑丈で耐久性のある食器ですが、現代の圧力の強い食器洗浄機や、洗いとすすぎの温度差が激しい機械洗いは意図しない劣化を進める場合があります。食洗器(食器洗い機)のご利用は避け、
市販の食器用洗剤と食器用スポンジでの手洗いをおすすめします。
歴史について
ファイヤーキングとは、米国の「アンカーホッキング社」が1941年〜1986年まで製造していた耐熱ガラス製の食器です。ファイヤーキングは当時のアメリカの一般家庭やレストランでも広く愛用され、その耐久性や何百通り以上もあるパターンの豊富さから、日本や世界でもたくさんのコレクターに愛され続けています。製造されていた30年間の間には、ほんの数年間しか製造されなかったレア・アイテムなどもあります。アド(広告宣伝)マグをはじめ、企業のロゴや広告がプリントされたマグカップ等は当時のアメリカで販促用ノベルティとしても普及しました。
合理性を好むアメリカならではの、シンプルながら工夫を凝らしたデザイン。その頑丈さは、製造から年月が経過した現在でも生きており、毎日の食卓に、ハッピーと輝きを与えてくれます。当時の工業製品は人力に頼るところが多かったため、わずかな重さや個性が食器のひとつひとつにみられるのもヴィンテージ・ファイヤーキングの楽しみでもあります。知れば知るほど奥が深く、何よりもデザインの暖かみと使用感の良さが抜群。あなただけのお気に入りが、きっとみつかることでしょう。