◆WORKERSデザイナーが伝えたいこと◆
私自身、20代の後半ぐらいからアメリカントラッド的な着こなしをはじめました。
きっかけはBDシャツともうひとつ、このネクタイでした。
当時、クラシックなワークウェアの着こなしを考えてジーンズやワークパンツにしっかりアイロンをかけたワークシャツ。
その上にコットンのネクタイをしてみるとよく似合います。
その後、BDシャツも着るようになりこちらにはさらにすんなりと合います。
普通のアメトラならシルクのレジメンタルタイや小紋、ペイズリーなのでしょうが、それではどうも「トラディショナル」すぎる。
そこで、コットンの無地、普段ワークシャツを作っているシャンブレーやカバートクロス(コバート)、さらにマドラスといった生地でいくつか作って合わせたのが始まりです。
縫製は今回も京都のネクタイ屋さん。
今シーズンから本体真ん中のマツリに一部分ミシンを使いました。
残念ですが、ハンドでやってもらっていた数名が引退されたからです。
他の部分は相変わらずのハンドテイラードです。
今シーズンは今までよりも少し大検幅を細く、よりカジュアルな雰囲気のネクタイです。
●品名 Narrow Tie, Cotton Linen Blue
●made in japan
●ワンサイズ
●寸法
・総長…約147cm
・大剣巾(ネクタイを締めたときに外側に来る、幅の広いほうの先端)…約5cm
・小剣巾(ネクタイを締めたときに内側に来る、幅の狭いほうの先端)…約3.8cm
Workers K&T/ワーカーズは、古いアメリカのワークウェアを基本に再現しつつ現代に合わせたものづくりをしている、岡山県倉敷市のブランド。デニムの聖地、岡山県倉敷市で企画・生産されています。
オリジナルそのものを解体し、資料を辿り、時代背景にまで深く深く踏み込んだうえ、あくまで実用性に則した変更を加えていける柔軟性に私たち雑貨屋マメチコは、強く惹かれます。古着好きの「こうであって欲しい」を残しつつ、あくまで「今」着るために必要な要素を加えてリリースされる製品はクオリティと値段のバランスも良く、自信を持っておすすめできる製品です。