※男性モデルは身長168cm 体重55kg 肩幅44cm 胸囲91cm です。
今回の写真では32(Sサイズ)を着用しています。
■雑貨屋マメチコが実際に着てみた感想■
品名の“ EG = Ever Green Denim ”は、生地の特徴からきています。
こちらはタテ糸を反応染めしてデニムと同じように織っている生地で仕立てた「ほぼ色落ちすることのない」ジーンズです。
自分だけの一本に育てていく楽しさはデニムの魅力でもあるから、「色落ちしないこと」については疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。
もちろん僕たちもその気持ちはあったのですが…
でも穿いてみたら良かったんです!
インディゴブルーにやや緑をのせたような独特の色味。
シルエットと相まって洗練させすぎないさじ加減というか、粗野な印象を絶妙に残す都会的な印象というか、
この色のトーンを早々変えたくない!って気持ちになりました。
あらゆるコーディネートに合致するジーンズの汎用性を持ちながらワンウォッシュの風合いもキープし続けるこのパンツは、
「ジャケットやシャツとの合わせ」「清潔感のある印象を大切にしたい休日の外出」など実は想像以上に活用機会が多いと確信しています。
ちなみに、素材が変われば穿き心地も変わるもので、デニムよりもソフトな感触はなかなか新鮮ですよ。
おろしたての色合いを長〜く楽しんでいただける一本です。「穿いてみたら意外と良いね。」と感じていただけることうけあいです!
■商品比較画像■
向かって左側が
「50505-EG(エバーグリーン)」、右側が
「50505-0217」です。
型紙を新たに起こしたジッパーフライジーンズ。
ヒップ周りのゆとりを減らしフィット感を上げています。元々、XX系のパターンで前身頃にタテに皺が寄る事を指摘されました。これがゆとりであり、動きやすさを高めていたのですが、他方、この皺を無くしてよりすっきりしたシルエットのジーンズもはいてみたいというご意見から型紙を再検証しました。
裾は細いですが、膝が66XXと同程度あるので805のような膝〜裾のタイトフィットではありません。いわゆる「テーパード」の部類です。
ディテールは60年代のジッパーフライジーンズのそれをレプリカ的に踏襲。紙パッチ、腰のダブルチェーンステッチ、銅メッキボタン、42TALONといった部分です。
生地はタテ糸を反応染めしたデニム風生地。はきこんでもほとんど色落ちせず、OWの状態を長く楽しめる一本です。グレー味がかった色もインディゴデニムとはまた違った都会的な雰囲気を楽しめます。品番のEGは色落ちしない、Ever Greenの頭文字。
レプリカ的な作り込みと、すっきりはけるシルエット。WORKERSらしいベーシックなジッパーフライジーンズに成ったと思います。
ワンウォッシュ済の製品をお送りします。
フィット感の違いは型紙でご覧ください。フロント・バックの「倒れ方」と私などは呼ぶのですが、ここが倒れていません。
そのため、前身頃のタテに出る皺、XX等に見られる典型的なゆとりの皺が出づらくなっています。
その分、腰回りのフィット感は高く、すっきりしている代わりに、力作業など大きな動きを伴う作業には向きません。
●品名 50505-EG
●素材 12オンス・コットン100%反応染めデニム風生地・防縮加工済み、コットンスレキ・未防縮
●附属 K&T H OVERALLS刻印入りボタン、K&T H刻印入りカブセリベット、紙パッチ、45TALONファスナー
●縫製 コアヤーン・綿糸 部分により使い分け
●SIZE CHART (洗い後の実寸で単位はセンチです)
サイズ 30 32 34 36 38 40
ウェスト 76.5 81.5 86.5 91.5 96.5 101.5
レングス 85.0
前股上 23.8 24.0 24.2 24.4 24.6 25.1
後股上 35.0 35.5 36.0 36.5 37.5 38.5
ワタリ 27.0 28.0 29.0 30.0 31.0 32.0
裾幅 18.1 18.5 18.9 19.3 19.7 20.1
ワンウォッシュ・乾燥機で乾燥済みの洗い済みサンプルの実寸を測り、各サイズグレードしています。
前また上はクロッチ(後ろ身頃との境目)からウェストのベルトつけ位置まで。
後ろまた上はクロッチ(前身頃との境目)からウェストのベルトつけ位置まで。
膝はレングスの真ん中の位置を水平に。
サイズを選ぶ際は、股上の深さに注目してください。お手持ちのパンツで、股上の近いものを探し、そのパンツのウェスト周りと、上記寸法表を比較しサイズを選んでください。
それほど、股上を深くは作っていませんので、サイズに悩んだ場合は大き目を選んでください。
表記サイズにとらわれず、実寸をお手持ちの実物と比較してサイズをご検討ください。
Workers K&T/ワーカーズは、古いアメリカのワークウェアを基本に再現しつつ現代に合わせたものづくりをしている、岡山県倉敷市のブランドです。
「Workers」はデニムの聖地、岡山県倉敷市で企画・生産されています。
オリジナルそのものを解体し、資料を辿り、時代背景にまで深く深く踏み込んだうえ、あくまで実用性に則した変更を加えていける柔軟性に私たち雑貨屋マメチコは、強く惹かれます。
古着好きの「こうであって欲しい」を残しつつ、あくまで「今」着るために必要な要素を加えてリリースされる製品はクオリティと値段のバランスも良く、自信を持っておすすめできる製品です。